開発DEVELOPMENT

C-capsule

シーカプセル 特許第3559277号

有効成分のみで、内容物を構成

ソフトカプセルに有効成分(粉末)を均一に分散させるためには分散剤を使用することが必要です。分散剤としてはミツロウやグリセリン脂肪酸エステルがあります。これらの分散剤は人体にとって有害ではないですが、有効成分でもありません。
Cカプセルは、ソフトカプセルの内容物をすべて有効成分にすることをコンセプトに、ビタミンC誘導体を使用して、ソフトカプセル内容物の有効成分(粉末)と油を均一に分散する製剤技術です。

特徴FEATURE

  • カプセルの外観は従来のカプセルと一切変わらない
  • ミツロウやグリセリン脂肪酸エステルを使用しない
  • 有効成分のみで内容液を構成することができる
  • ビタミンC誘導体は体内でビタミンCとして作用する
  • 有効成分の吸収(溶出)改善が期待できる
C-capsule

コア物質:ビタミンC誘導体

CORE

ビタミンCは、皮膚や血管の老化を防ぎ免疫力を高める働きを持つ抗酸化ビタミンです。肌にハリを持たせたり、シミを予防する美容効果や、免疫力を高めて風邪をひきにくくする効果、ストレスに対する抵抗力を高める効果など、様々な働きをもちます。ビタミンCは水溶性ビタミンであり、ヒトはビタミンCを体内で合成することができないので、食べ物などから摂取する必要があります。
本来、水溶性であるビタミンCに油分を結合させて脂溶性にすることで、油に溶けやすい性質をもつようにしたのが「ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸脂肪酸エステル)」です。ビタミンC誘導体は、体内ではビタミンCとして作用します。また、水溶性ビタミンCと比べて体内での滞留時間が長いため、安定的に機能を維持することができ、ビタミンC単体と比べて抗酸化力が高いとされています。

製剤技術ポイント

POINT

ソフトカプセル内容液に粉末成分を含有させる場合、均一に分散させるために、「ミツロウ」や「グリセリン脂肪酸エステル」のような分散剤を使用することが必要です。これらは人体にとって有害ではありませんが、有効成分でもありません。
Cカプセルは、「ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸脂肪酸エステル)」で内容成分を均一に分散させます。これにより、「ミツロウ」や「グリセリン脂肪酸エステル」を全く使用せずに、内容物をすべて有効成分にしてソフトカプセル化することが可能となりました。(粉末有効成分含有の場合)

製剤技術ポイント

新しい価値をご提案いたします

この他にも、現在開発中のテーマが多数あります。その中にはお客様のご不満を解決する糸口や、新たな企画の一助となる案件があると思います。弊社の技術で新しい価値を提案致します。ぜひ、ご相談ください。

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