Co-capsule
シーオーカプセル 特許第6095395号被膜基剤にコラーゲンを採用
ソフトカプセルの皮膜部分には、豚や牛、魚などの動物由来のゼラチンを使うのが一般的です。ゼラチンは、古来より人類に親しまれてきた非常に安全性の高い食品です。ゼラチンは、動物の皮や骨などに存在する「コラーゲン」を処理・分解することにより得られ、さらにゼラチンを分解すると「コラーゲンペプチド」が得られます。
Coカプセルは、ソフトカプセルの皮膜として「コラーゲン」を用いることを可能にした製剤技術です。
特徴FEATURE
- 皮膜基材がコラーゲン(コラーゲンと表示が可能)
製剤技術ポイント
POINT一般的なソフトカプセルは、皮膜基剤としてゼラチンが使用されています。ゼラチンは、皮膜形成能に優れ、形成された皮膜の機械的強度が高いこと、常温に近い温度変化により可逆的にゾル・ゲル変化することなどソフトカプセルの皮膜基剤としての利点が多くあります。ゼラチンは、動物の皮や骨などを原料とし、これらの原料に含まれるコラーゲンを処理・分解することで得られるコラーゲンの変性体(変性コラーゲン)です。
コラーゲン(未変性コラーゲン)は、ゼラチンとは異なり水に不溶であり、温度変化によってゾル・ゲル変化する性質を有していないため、従来ではソフトカプセルの皮膜基材として使用されることはありませんでした。
Coカプセルでは、コラーゲンからゼラチンまで変性させていない未変性コラーゲンを皮膜基材としてカプセル皮膜の成形を可能にした製剤技術です。
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